どーむはうす生活日誌

ドームハウスで生活しています。田舎暮らしのあれこれについて紹介します。

薪割りは薪割り機をお勧めします。

我が家の薪の調達方法について、前回の記事でお伝えしましたが、

今回は自宅に運んだ丸太を、薪ストーブに焼べれる薪にするまでの方法についてお伝えします。

 

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一般的な薪割りの方法

丸太を割る方法は大きく分けて2つあります。

 ①斧を使って、自らの力で割る。

 ②薪割り機を使って、力を使わずに丸太を割る。

 

我が家の薪割り方法

最初の数年間は、斧を使って割っていたのですが、とっても効率が悪いので、今はずっと薪割り機を使っています。

斧を使わなくなった理由

 ①一日に1時間も作業をすると怪我しそうな位に疲れてしまう。

 スポーツでもそうですが、薪割りも疲れてくると振り下ろした斧が、狙った的に当たらなくなり、下手すると自分の足に斧が当たるなど怪我をしそうでした。

 ②丸太に数ミリある弱点にピンポイントで斧を振り下ろせない。

 これは技術的な問題もあるのですが、薪には写真の様に数ミリの亀裂がある事が多く、ここへピンポイントで斧を振り下ろせると、スパンと綺麗に薪が割れます。

 でも、斧を頭上から振り下ろして数ミリの亀裂に斧を打ち込む技術は自分になかったので、1本割るのに何度も斧を振り下ろしてしまうので、小さな薪の山が出来た時には、握力は随分なくなってしまっています。

 

 それでは、我が家で使っている薪割り機を紹介します。

 

これは、ナカトミ(NAKATOMI)の油圧式薪割り機「LS−4」です。

電気式の薪割り機で、消費電力は(50Hz/60Hz)850W/700Wです。

パワーは4tなので、今の同じ様な電気式油圧薪割り機の中では、非力な部類に入ります。

 

電動薪割り機の良い所を4つ挙げると、

①音が静か

 音が静かなので、休みの日は、朝6時くらいから家の横で薪割りしてます。「ウィーン」というモーター音はしますが、そんなに大きな音ではないので近所には届きません。薪が割れる音「パキパキ」もたいした事ありません。夜も明かりをつけて作業する事もあります。

②ピンポイントで薪の弱点に圧をかける事ができる。

 やはり、これが薪割り機の一番のメリットだと思います。節の入っていない素直な薪は多少太くとも割れます。

 

③ガソリンを使わないので経済的(デメリットは、ガソリンのパワーと比べると大人と子供です)

 約2ヶ月かけてゆっくり薪割りをしているので、はっきりとした電気消費量はわかりませんが、ガソリンより燃料代はかかっていないと思います。なにより携帯燃料タンクをもってスタンドにガソリンを買いに行く手間もありません。

 

 ④力を必要としないので、女性でもできる。

 一昨年、私は肘の手術をして全く作業できなかったのですが、奥さんが全ての薪を割ってくれました。ただ丸太を機械に乗せる手間があるのですが、丸太によっては10kgはありますので、ある程度たくましい女性ならできる、という事でしょうか(笑)

 

まとめ

 ここまで、薪割り機の良い所を紹介しましたが、もちろん万能ではありません。ガソリンの薪割り機なら数倍のパワーがあるので、節の入った薪もなんなく割る事ができるので、さらに効率よく薪割りができると思うので、作業音を気にしない環境なら、そちらを選ぶと良いとは思います。

 最後に4tの非力パワーだと、当然割れないひねくれた薪や、太すぎる薪や固い薪はわれません。

 私は、そんな時はチェーンソーをつかって、薪に10cm位の切り込みを入れます。そしたら大抵の薪は薪割り機で割れます。

 それでも駄目は薪は、見た目で分かるので、チェーンソーで玉切りにする作業の時に2つに切ってしまえば良いと思います。

 何がベストな選択かは、環境によりますが、非力な薪割り機は値段もお手頃ですし、十分に期待に答えてくれるので、個人的にはおすすめします。